●ボクが口をあんぐり開けてハラホロヒレとなった建築を紹介します。 友人の建築ライターの方にも手伝っていただきますヨ。
2008.03.30
銀座の時計台
和光だけではないのですよ、銀座の時計台は。なかなか可愛いですね。ちょうど北海道の友人といっしょだったので、「札幌の時計台はここの時計台をモデルにしたんだよ」と言ったら、「そーなの、知らなかった!」としばらく眺めていたので、ちょっと良心の呵責にとがめた。
2008.02.21
赤坂4丁目再開発
これは建築現場の塀に印刷されていたものを写真で撮った物。CGの出来があまりにも良いので、撮ってしまった。元コロンビアレコード本社があった所。この前の道も以前はコロンビア通りと呼んでいたけれど、なんと言う名前で呼ばれるのかなあ。このビルの下部の屋上緑化が凝っていたので、そういう理由でもカメラのシャッターを押しちゃったのね。
2008.01.14
東京モード学園
更に言うと「コクーンタワー」って言うんだって。昔「コクーン」という映画があったけれど、繭という意味らしい。遠くから見るとマントを纏った観音様のように見える。近づくとなるほどコクーン。但し竹ひごで編んだ感じが北京オリンピックのスタジアムを連想してしまい。ちょっとがっかりだった。昔上の池之端に作った菊竹先生の法華クラブのホテルも遠くから見ると観音様のように見えたけれど、斬新さは圧倒的だった。新宿にやっと曲線のビルができたと言うことでは評価します。でも世界から遅れてしまいましたねえ。亡き父上が強かった新宿だからできたのかな。
2007.07.28
緑の砦
フンデルトヴァッサーでグーグルしましたら偶然見つけました。フンデルトヴァッサー最後の遺作ということで2005年い完成したそうです。知らなかったなあ!でも氏の特徴が随所に出ているようでうれしいですね。(ブログの無断転載お赦しください)
2007.05.18
♪港町13番地♪
美空ひばりが唄った港町。そんな雰囲気をこの界隈は持っています。横浜港の大桟橋の入口付近で、この店の裏は船溜まりで、税関などが見えます。戦前の建築で2階建て中はジーンズ屋さんですが。壁に時計が3つはりついています。「DOUBLE COLA」「PEPSI COLA]もう一つは無印。一種の看板建築ですかね。時々大桟橋界隈の建物を紹介させていただきます。
2007.04.17
都心の秘境が白日の下に
右側は六本木の東京ミッドタウン。左側は建築家磯崎新氏のアトリエ。ついこの間までは、旧防衛庁側とはコンクリートの2mぐらいの段差と塀があり、右側は巾2mぐらいの道で、知っている人以外は入ってこなかった。樹々に囲まれ夏でも涼しく、この環境を気に入って、篠山紀信、坂倉建築研究所が左右に軒をならべ、ギャラリー・サカもスノッブな雰囲気を誇示していました。アーそれなのに、段差は無くなり、道は拡張され、ミッドタウンのビルから覗かれ、観光客が迷い込みというか自然に流れ込み、静の世界から騒音の世界へ!いずれ、彼らも逃げていくだろうなと思って、写真を撮っていたら、初老の品の良い女性から声をかけられました。彼女は40年前坂倉事務所で働いていた、建築家兼インテリアデザイナーで、ボクが他の観光客とは違う方向の写真を撮っているので声をかけたのだそうです。コルビュジェのとこらから帰った坂倉先生と仕事をしていたのですね。ひとしきりお話して最後に名刺を交換、お友達になりました。
2007.03.19
ビラ・ビアンカ
ビラ・ビアンカとは「白い館」の意味だそうですが、東京オリンピックの開催中に完成。当時その斬新なデザインでタイム誌をはじめ世界の雑誌で紹介されたそうです。設計は堀田英二氏。ビラシリーズは堀田氏から途中で坂倉建築研究所に移りましたが、ステイタスの高いマンションとして勇名です。地下2階、地上8階で平均的間取りは広いリビング・ダイニングと寝室とベランダ。すべてが四角形で80hmという贅沢な間取りです。この界隈にはレトロなマンションが多い。住所は渋谷区神宮前で明治通り沿い。皇室から奥さんをもらった黒田さんの実家マンションもこの界隈ですよ。
2007.03.16
今話題の会社のビルです
今となっては平凡なビルに見えますが、数奇な運命のビルといってもいいのかな。伊勢佐木町にある不二屋のビルですが、ショーウインドウは料理模型が並んだままですが、店内のガラスケースはガラガラでした。このビルはアントニン・レイモンドの設計で、1938年(昭和13年)に建ちましたが、終戦後はすぐに接収され、占領軍の将校クラブとして利用されました。独立後返還されましたが、今度は自滅的さらし者に。でもこのビルよく見るとなかなか味わいがあります。さすがフランク・ロイド・ライトが片腕と頼んで日本に連れてきて、大体は彼の苦労で日本のライト建築は作られたようです。
2007.03.10
The iceberg
なんと英語のビルディングでした。確かに「ジ アイスバーグ」じゃ雰囲気が伝わらないかも。原宿の明治通り、渋谷よりにあるまあ確かに氷の塊のビルと言う感じもします。設計はCDI。日本語で言うと、クリェイティブ デザイナーズ インターナショナル となるわけですね。真ん中に縦にガラスのエレベーターが走り、左右がグニャっとなっています。5Fno「ザ・ガーデン」とありましたのでお茶でもできるのかなと、女性客に混ざって昇りましたところ、オンナ、オンナとホモっぽい男性数人。そうです、ヘアメイクのおみせだったのです。強烈な匂いにまいってすぐ降りました。夜はきっとキレイだと思います。
2007.03.09
イセビル(伊勢佐木町入口)
昭和2年に建てられました。同じ年の建築ですと、山下公園前のホテルニューグランドです。昭和30年の写真を見るとここはホテルでしたがなんと言う名前のホテルかわかりません。この元ホテルの前、下側に高速道路が走っていますが、そこは首都高が延びて来るまでは美しい運河でした。戦前の写真ですと広告は右読みの「ルービンリキ」です。今もエレヴェーターはありませんが中はレトロな階段が残っています。まあ雑居ビルですが、占領軍司令部にもなったホテルニューグランドに較べるとその歴史も寂しそう。
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